教員⇒研究職で勉強中(旧看護研究・教育・実践 いまはひとり勉強会)

看護研究職として研究関係の記録(旧看護教員による学習記録)

氏名の英文表記で悩んだ

公式文書に氏名の英文表記を載せることがある。

今回の提出書類では、私が提出する表記をそのまま(大文字小文字の別、姓-名の順など)、公式文書反映することになるため、正確の表記が気になって調べてみた。

 

結果、姓を大文字表記で先に書き、名を最初の一文字だけ大文字にすることにした。

カンマなどは入れない。

 

夏目漱石さんなら、NATSUME Soseki かな。

 

Wikipedia英語版夏目漱石のページ「Natsume Soseki」には、名前のあとに、こんな注意書きが

In this Japanese name, the family name is "Natsume".

 

姓を大文字表記にすることには、色々な見解があるようで、「よくある間違い」としているなど、否定的な意見も見受けられた。

 

参考までに、文化庁の国語審議会の見解:

文化庁 | 国語施策・日本語教育 | 国語施策情報 | 第22期国語審議会 | 国際社会に対応する日本語の在り方 | 国際化に伴うその他の日本語の問題

 

 

以上はあくまでも、平成13年まで開催されていた、文化庁「国語審議会」の答申である。

しかしながら、平成14年より国語審議会を引き継いだ「文化審議会国語分科会」の議事要旨13年分や、報告・答申等を読んだところで、同内容の審議記録は見当たらなかった。

 

同分科会では、「これからの時代に求められる国語力(平成14~16年)」とか、

「『生活者としての外国人』に対する日本語教育の標準的カリキュラム(平成22~24年)」とか、

「『異字同訓』の漢字の使い分け例」(平成26年)とか。

細かいところまで読めたわけではないが、言葉・国語が好きなものとしては、興味深い議論がなされていることが推察された。

大学院生時代に、「敬語の指針(答申)」(平成19年)は印刷して読んでいた。でも、敬語も時代とともに変化している。

 

言葉って生きてるよなぁと思った。

 

May 22, 2015